入社のきっかけ
私は大学で機械設計を学んでいて、その知識を活かした仕事をしたいと考えていました。会社説明会で当社が3D-CADを活用した設計をしていると知り、興味を持ったことがきっかけです。製鉄所内で稼働しているような、大きな設備の設計に携わることができる環境は他にはなかなかありません。さらに計画から受け渡しまで一連の業務を同一担当者が行うという体制を知り、自分自身のスキルアップができること、やりがいを感じることができる職場だと思い、入社を決めました。
現在の仕事内容
2D-CADと3D-CADを使用した設計業務を行っています。生産現場の改善を目的とする装置の設計や、老朽化更新に伴う設備の設計が主な仕事です。製鉄所の中には危険を伴う作業場もありますので、より安全で作業がしやすい環境づくりのため、課題箇所を見つけて改善を図ります。例えば、溶かした鉄を運搬する容器である溶銑鍋を洗浄する際、柱を立てて下に潜り込んで作業を行うため、今までは落下の危険性などがありました。そこで、溶銑鍋を倒した状態で保持できる設備を設計してリスクを削減することができました。
やりがいを感じること
製鉄所で製造するのは生活に欠かせないものばかりなので、その基盤を支えていると考えるとやりがいがあります。また、大規模な設備の設計ができること、その計画から受け渡しまで一連の業務に携われることに、責任と誇りを感じています。他部署や支店から来る要望や自分で現場に足を運んで見つけた課題には、上司や部下など立場に関係なく、他社の方も交えてみんなで意見を出し合いながら取り組みます。そうやって作ったものが、実際に生産現場の環境改善につながっているのを見ると嬉しいですね。