【全社】2025年社長年頭あいさつ　～伝える力～｜新着情報

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【全社】2025年社長年頭あいさつ　～伝える力～

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【全社】2025年社長年頭あいさつ　～伝える力～

2025/01/01

”伝える力”　伝達力の醸成

Q１．新しい年を迎え、入江社長に昨年の総括と２０２５年の会社方針について伺います。昨年の会社方針ポスターは、一昨年に続き「人づくりの推進」の根幹にある「対話」に注力し、社内浸透を目的にその思いを力強く筆文字に込められたと思いますが、改めて具体的な活動とその手ごたえについてお聞かせ願えますか。

A1.

　２０２４年の会社方針は「人づくりの推進」と掲げました。

当社は鉄づくりを本業とし、塩化鉄液の販売に加え、使用済みの廃液から有価金属を回収する高度な技術を強みに、環境リサイクル等の事業を営み、循環型社会の実現に挑戦する会社です。

これらの事業を支えているのは当社の技術であり、会社を発展させ「NEXT　STAGE」につなげるためには技能伝承が不可欠と考えます。そのためには、我々一人ひとりがプライドと情熱をもって輝き続けることが重要であると思います。企業にとって「人と組織づくり」は欠かせず、昨年は「人づくりの推進」を掲げさせていただきました。

　これから先、次世代を担う人財の育成が重要課題の一つであると思います。雇用を継続し、社員それぞれの強みを理解しながらキャリアパスを形成し、それぞれに合った教育の在り方や技能伝承、そして世代交代を進めていくことが「人づくり」であり、社の未来を形成する重要なる要素であります。

また、「人づくり」と並行し、会社力を高めていくためには「組織づくり」が必要です。当社は７００名以上社員を抱え、今年で１１５年を数える企業であり、次の１００年経営を目指すために５つの経営ビジョンを掲げております。そのビジョンの実現にむけ、現在推進している「７１中期経営計画」を達成させることが不可欠であり、全社員が一丸となってそれぞれの役割を果たすことが求められます。会社力とは組織力であり、グループや部内、本社・支店間との連携は欠かせません。労働力人口の減少が進むなか、業務の効率化を図るためにもコミュニケーションや連携は必須です。先ずは会社のことを良く知り、仲間との信頼・絆を築き、仕事を効率良く進めていく習慣を身に着けていただきたいと思います。

＊２０２４年度の主な成果・取組み＊

①全社支援のもと進めてきた採用活動と教育体制の見直し　

②DX推進や働き方改革、女性や若手社員の積極的な活躍推進

③戦略広報・マーケティング活動の推進　

④組織づくりの更なる強化等があげられます。

Q２．昨年、新スローガンとして「NEXT　STAGE」を掲げ、スローガンロゴの作成や会社動画を制作されるなど、新たな取り組みを積極的に実行されましたが、今年の取り組みについてお聞かせください。

Ａ２．

２０２５年は現場で働く社員の安全と健康確保、安定操業を大前提に、先ずは今期６９期より

推進中である「７１中期経営計画」の実現にむけて皆さんと共に鋭意努力していきます。特にカーボンニュートラル施策への対応ほか鉄関連事業の更なる成長と発展、技術開発への積極的な取り組み、人的資本経営の実践とDX推進、経営資源の有効活用そして海外を含めたアライアンスの実現等にむけた検討を進めてまいります。

＊７１中期経営計画の６つの方針については、社内報2024年7・8月号に掲載していますので再度振り返ってご確認ください。

これら活動と並行して、経営機能の更なる向上を目指し、内部統制の推進、採用力強化、そして次世代を担う「人づくりの推進」に引き続き注力していきます。そのためにコミュニケーションを活性化（明確化）させ、「伝える力」を習慣づけ、皆様の理解に繋ぐことが重要であると考えます。これは役員間や経営会議メンバー、そして中堅管理職との信頼・絆をもとに経営課題に果敢に挑んでいく「組織力」の強化に繋がるものと考えます。