Ⅰ 基本理念　

○ 社員の安全確保と健康維持は、社員と家族の生活の根幹であるとともに、
　 会社事業の基盤であり、当社が目指すべき最優先課題である。

○ 社員は安全確保と健康維持を自らの課題と自覚すると同時に、
　 会社は社員の安全と健康に対する自立的な意思・行動が継続されるよう
　 配慮することで、無災害と健康を全うする。

○ 管理者・スタッフは三現主義に徹し、現場の小集団活動を活性化させ、
　 自らと仲間を守る職場集団となるべく育成・指導する。

 

Ⅱ 取り組み内容　

１．目標 『 災害“ゼロ” 』

２．重点活動項目

（１）管理者・スタッフ・現場のチームワークによる仲間の見守りフォロー

①作業の合い間（安全タイム）の語らい、すれ違った時の「声かけ」の実施

②第一線作業者は、安全三訓の実践で「自分の体は自分で守る」
　・行動前（クレーン操作、重機運転、階段昇降・歩行開始等）は、指差し呼称の励行
　・三つの作法（作る・離れる・使う）の遵守

（２）全員（管理者スタッフ現場）参加の「三現主義」で、現場安全のレベルアップ​

①三位一体の双方向コミュニケーションを活発化し、リスク改善と作業改善の促進

②IT・映像等の安全ツール活用に向け、取付場所も含めて現場の知恵の最大限発揮

③類似災害防止対策、過去災害対策のハード・ソフト対策の風化・劣化防止

④接点設備・接点作業・接点箇所での安全確保

（３）小集団活動を通して作業リスクの積極的低減​

①やりにくいこと、気づいたこと、感じたこと等をザックバランに管理監督者に上げて、三位一体の作業環境改善の促進

（４）安全実力のレベルアップ​

①経験３年未満に対する知識・技能教育、たまにしかない作業を含めた危険感性向上教育

②中途入社社員に対する職場特有の危険感性向上教育（Off‐JT、OJT）の更なる充実

③災害・事故・トラブル発生時の適切な措置に関する定期的な教育・演練

（５）環境防災事故の防止​

①生活ごみ・不要物の適正な処理等、廃掃法の繰り返し教育と現場フォロー

②防火に関する定期的教育と演練

③異常音（水蒸気爆発）防止に関する定期的教育及び湧水対策のタイムリーな点検

（６）ONE TEAMの早期実現に向けた職場風土の再構築​

①トップから現場最前線までが、仲間を思いやる明るく人間味溢れる一体感の醸成

②家族に感謝する職場ファミリーの絆を強くするイベントの企画

（７）心と体の健康づくり​​

①心が打ち明けられるONE TEAMづくり

②職場からメンタルヘルスケアゼロを目指す「ストレスチェック」の有効活用