鉄事業

設備エンジニアリング

お客さまのニーズを的確に反映

工事出来高約300億円、施工件数280件超。豊かな経験と優れた技術陣の緊密な連携によって、当社のスチール・エンジニアリング事業は着実な成長を遂げてきました。
お客様が抱える課題を的確につかみ、独自のアイデアとノウハウを駆使して、各種プラントの設計、製作、据付け、操業及びメンテナンスを実施しております。
また、お客様に対するご提案や付加価値の高い製品開発に取り組んでいます。

製鋼設備

精錬設備エンジニアリング

TPC脱硫サンプリング装置

溶銑脱Si設備

  • 溶銑予備処理設備
  • Mg脱S設備
  • CaO脱S設備
  • CaO系脱P設備
  • 脱Si設備
  • 排滓機(ドラッガー式)
  • 鋼管精整設備

耐火物施工設備エンジニアリング

納入実績 取鍋 タンディッシュ その他
モルタル流し込み装置
振動成形装置
自動開閉中子

 



 
 
解体装置(ハツリ・壊し)
傾転装置・屑受装置
酸素洗浄(溶削)装置





 
 
モルタル吹付補修装置
溶射補修装置

 

 
 
乾燥装置
スライディングノズル着脱装置

 


 
ストッパー溶鋼流量制御装置    
鉄芯着脱装置    

ISC(Irie Slag Chill)

1.性能

①急冷破砕
ISC最大の特徴は、溶融状態のスラグを鋼板製の受皿(ISC-Box)に薄く広く放流し、空冷および水冷を行い、凝固後ISC-Boxを傾動させ排出します。
スラグ冷却過程のおいて自然崩壊現象を促進し、さらにISC-Boxからの落下により破砕効果を高めます。

②生産性
ISC方式を畠処理と比較すると、生産性で約1.5倍(ton/人・日)、面積効率約2倍(ton/m²・日)という優れた結果を得ることができます。

③環境性
ISC-Boxでの水冷中に水蒸気は発生しますが、粉塵の発生は認められません。ISC-Box傾動時の浮遊粉じんは、畠処理と比較して1/10まで軽減されます。

④安全性
ISC-Boxは鋼板製で、スラグ熱により常に150〜300℃に保持されています。その結果、ISC-Box上の水分は常時蒸発しており、スラグ放流時の水蒸気爆発の危険はありません。
 

2.スラグ処理プロセス

3.粉じん量の比較

  ISC 屋内ヤード
処理能力
浮遊粉じん量
降じん量
安全性 ISC-Boxへの放流で水分管理が容易であり、水蒸気爆発はない。 排出面が湿っていると水蒸気爆発を起こすおそれがある。
熱作業 集中制御が実施でき、作業者が熱と対面することがない。 ショベルによる高温スラグ処理のため、粉じんと熱の対面が激しい。

納入実績

高炉メーカー 日本製鉄㈱九州製鉄所殿、中国上海宝山製鉄所殿
電気炉メーカー 大阪製鐵(株)殿、ヤマトスチール(株)殿、北越メタル(株)殿、
東京鋼鐵(株)殿、ダイワスチール(株)殿

連絡先

〒805-8507
北九州市八幡東区西本町3-1-1
株式会社アステック入江 設備部

TEL:093-661-1225
FAX:093-681-7155