PCB事業(国家プロジェクトへの参画)
2004年4月1日、政府は中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO) を設立し、PCB廃棄物の処理事業を本格的に推進してきました。
JESCOは、北九州、豊田、東京、大阪、北海道の5事業所を順次立ち上げ、北九州処理事業所においては、平成21年度より、安定器やPCB汚染物等をプラズマ溶融炉で処理する事業も開始されました。
弊社アステック入江は、永年製鉄所で培った高熱溶融物を取り扱う技術力が評価され、JESCO北九州PCB処理事業所における運転会社である北九州環境プラントサービス株式会社(KEPS)のご指導の下、プラズマ炉運転作業を立上げから担当しています。
PCB無害化処理事業 無事完遂
PCB処理事業は国家プロジェクトとして進められ、北九州は国内で最初に稼働した高濃度PCB処理施設であったため、操業当初より各方面からの注目を集め、社員の緊張感も並々ならぬものがありました。また、有期事業であるがための要員確保の難しさや、プラズマ炉運転・制御技術取得の壁に苦心しながらも、事業に携わった約16年間、安全・安心・安定稼働を実践することができ、期限内2024年2月16日、PCB無害化処理を無事終了することができました。
これもひとえにお客様である北九州環境プラントサービス株式会社様をはじめとする幹部の皆様からの厚いご支援、ご指導の賜物と深く感謝申し上げます。
プラズマ炉操業でお客様の負託に応える
北九州市HPより転載加筆